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2018年6月24日 (日)

広谷喜十郎の歴史散歩 324

    むろと廃校水族館

 梅雨の中休みの1日、室戸市室戸岬町の旧椎名小学校を改修した「むろと廃校水族館」へ連れて行ってもらった。校舎内には、円形の大水槽が設置され、海中のように暗くしてある。ブリやサバなど、ふだん普通に食卓に上る魚が泳いでいる。子供たちの手洗い場も水槽に変身していて、浅瀬の魚や貝などの生息池とされている。
 また、次へ進むと椎名らしく、定置網の縮小模型が展示されている。図書室の書棚の上には、ミンククジラの骨が横たわっている。
 屋外の子供たちが泳いでいたプールは、ブリやサバ、サメが泳いでいる。
 ちょっと海の中へ遠足に行った気分であった。
 椎名大敷組合では室戸沖に網を固定し、そこに入った魚をとる定置網漁(大敷き網)を100年以上続けている。網は全長約500m、幅約90 m、深さ約75mを誇る。最盛期はブリやサバ、アジの水揚げがある。が、現代、3kの仕事は若者に人気がない。
 先頃も東北金華山沖で高知のカツオ漁船の事故があった。椎名大敷き組合では、「面白いぜ、サラリーマン漁師…」こんな威勢のいいキャッチフレーズでパンフレットを作った。人口が減る地に、若い移住者を呼び込む狙いである。 漁師の多くは自ら漁船を所有したり、漁船に雇われたりして遠い海へ出漁する。何日も海で魚を追うのが一般的だ。ところが、橋本健組合長は組合を「会社」、漁師を「サラリーマン漁師」と呼ぶ取り組みだ。
 この集落の秋祭りは、海へ入る暴れ神輿で有名である。


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定置網の模型
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