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2017年10月28日 (土)

広谷喜十郎の歴史散歩 299

          かぼちゃの話

 近年広まったハローウィンにつられて、かぼちゃが脚光を浴びるようになった。収穫祭の祭りに始まった行事だから、かぼちゃは大きな顔をしてよいわけだ。
 ハローウィンにランタンになる物は、飼料用に作られた物・デカかぼちゃである。食用のかぼちゃは、黒いシールでそれらしい顔に装い、あとで食用とすると良いと、テレビで云っていた。
 かぼちゃは、果実を食用とする。炭水化物の他に、ビタミン・ミネラル類を含む健康食品である。戦後の食糧難の時代、いもと並び重要な食物であった。とげとげの茎も食べたような気がする。焼け跡にうえた「救荒食品」で有ったかぼちゃはよく盗まれたらしい。野菜の中でも特に強健で、栽培も容易。
 井原西鶴が女性の好むものとして「芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南瓜」をあげたという説がある。何年か前の「朝ドラ」の題に、「いも、たこ、なんきん」というのがあったようだ。また、料理人の遊び心から、夏の料理や献立名に多く使われてきた。が、そのイモは、さといもであった。南瓜は、戦国時代末期にポルトガルから伝わったらしい。カンボジアを意味する「カンボジャ」、瓜類意味する「ボウフラ」などの名がある。
 他に、中国経由の「唐茄子」、「南京」もある。
 先日、土佐市のドラゴン広場で「バターナッツ」というのを買い求めた。ケーキやスープに使うと良いらしい。
 近所の農家からいただいた「万次郎カボチャ」は、西洋カボチャ・日本カボチャを交配し、さらに現代人の好みに合うように改良したものであるらしい。食味し好と農業技術が常に進化するということだ。
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