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2017年1月16日 (月)

広谷喜十郎の歴史散歩 271

     龍馬が福井・越前へ行く

『高知新聞』1月13日付夕刊に「龍馬(新国家)の財政重要」、「暗殺5日前の直筆手紙」、「新政府に由利公正推挙」の見出しのトップ記事が大きく出た。この手紙は、龍馬が越前藩重臣の中根雪江に宛てた書状である。
 由利公正とは三岡八郎のことである。文久3年、龍馬が越前を訪れた際、横井小楠と共に面談した相手であった。三岡は、龍馬に藩の財政改革をおこない成果を上げた話を聞かせた。

 平成8年と平成12年、「幕末サミット」が福井市で実施された。パネラーの一人として、当時の市長・松尾徹人氏と共に参加した。この会議で得た成果は、土佐史談会の「越前藩と坂本龍馬との関係」に発表したので、興味のお有りの方はそちらもどうぞ。
 このなかで、松平春嶽や横井小楠等について触れた。慶応3年、再度わざわざ三岡八郎(由利公正)に会いにいったのは、〈日本には関税自主権がなく(略)きわめて不利な状態におかれていた。経済的にも混乱していた。それで、八郎の財政策を聞く必要があったと、思われる〉と、書いた。
 今回見つかった龍馬の書状の宛先が「中根雪江」であったことは、拙稿の補足資料の発見であり、有り難い。
 こいつアは春から、縁起がいい(?)かな。
   由利公正
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