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2016年12月10日 (土)

広谷喜十郎の歴史散歩 268

      来年の干支はトリ

 今年も残り少なくなった。朝夕はめっきり寒くなった。が、近所には桜も紅葉ものお宅もある。「花も紅葉も有りにけり」である。藤原定家が詠んだ歌「見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮」のパロディーのような、浦の苫屋ではなく豪邸である。桜は10月末から咲き、現在も次々と咲き続けている。新芽も膨らみかけ緑がちょっぴり。紅葉の下には、地鶏が。
 吾川郡いの町の草流舎・田村雅昭氏製作の干支人形。「土佐和紙漆喰張り子・矮鶏」を届けて頂いた。矮鶏とは、小型のニワトリのことで「チャボ」と呼ばれる。田村氏によると「野生の鶏・赤色野鶏を色濃く受け継ぐ、土佐の地鶏から生まれた小さくて可愛い…」というように、きわめて愛らしい人形に仕上がっている。田村氏は、ここ数年独自に開発した「漆喰張り子」に取り組んでいる。張り子の体内には、無患子(ムクロジ)の実が入っている。振るとコロコロ鳴る仕掛けだ。ムクロジは、少し昔まで「羽根つき」に使われた。一名「延命皮」とも呼ばれる縁起物である。
 今年も田村氏の「素朴な干支と縄文のプシュケ展」は、12月17日〜いの町紙の博物館で開催される。
 鳥と云えば「若冲」であろうか。画集で馴染みであったが、京都や名古屋へ若冲展を何度か見に行った。アメリカ人のプライス氏の収集したコレクション展を見、館内のレストランで展示に因んだお料理を味わった。懐かしい思い出である。ほんのこの間のことである。
 庭のドウダンは紅葉し、椿の花が次々と花を開く。時はどんどん進んでいく。85才になったばかりだが。

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