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2016年10月21日 (金)

広谷喜十郎の歴史散歩 261

     風の道

 去る10月5日午後、高知市や南国市の数カ所で竜巻騒ぎがあった。翌日の新聞報道によると、風の通り抜けたルートが図示されていた。20年程前にも、土佐神社辺から朝倉北部へ突風が通り抜けたことを思い出した。この頃から、身近にも風鎮めの信仰があることを知った。
 平成6年、親類の結婚式が奈良県の大神神社であり出席した。その折、法隆寺をも訪ねた。五重塔の頂上部に、4本の鎌が取り付けられていた。これにつき諸説あるが、雷除けのまじないであろうと言われている。法隆寺の脇にある龍田神社は、風鎮めの守り神でもある。
 同年8月、奈良の東部にある室生寺を訪ねた。「女人高野」と云われるここには、大きくはないがほれぼれする美形の五重塔があった。
 帰って直ぐの9月22日、台風によりこの塔が壊れた。傍にあった杉の大木が倒れ掛り、屋根が大破した。後日、この方面を訪ねると、風の通り抜けた谷間が一直線に被害を受けていた。三重県から奈良への杉がなぎ倒されていた。大神神社の神体山も裸になっていた。人知の及ばないことがある。

龍田神社
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      室生寺の破壊された様子(新聞報道写真)
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