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2016年2月26日 (金)

広谷喜十郎の歴史散歩 225

     春の訪れと桃の節句

 先日は、春の2番の季節風が吹き、雨も降って気温も下がった。翌日は晴れて、彼方此方でオウバイや早咲きのサクラも咲いている。春本番がそこまでやって来ている。我が家の庭でも「ふきのとう」が頭をもたげだした。
 デパートなど大型店では、早くから華麗な雛人形がいっぱいに飾られている。また、早くも5月の武者人形も飾られている。(商魂のたくましさには、感心する)

 さて、3月3日のひな祭りは、桃の節句といわれる。近年は新暦になり、この時期桃のつぼみは未だ堅い。
 我が家の神棚には、桃の絵馬が置いてある。先頃、淡路島を訪ねた折に、国生み神話で有名なイザナギの神を祀る伊弉諾神宮へ初詣りをした際求めたものである。『古事記』によると、イザナギは妻のイザナミが亡くなった時に、黄泉の国まで連れ戻しに行った。が、禁忌を犯したため苦難にあう。ようやく現世の国の境まで逃げてきた時に、そこに生っていた桃の実をとって、投げつけてようやく現世に帰還することができた。桃の実に「オホカムヅ命」という神名を与えている。
 日本では桃の実は魔除けと招福につながる縁起のよいものとして、篤く信仰されてきた。そして、雛祭りは女の子がそれにあやかって、すくすく育つようにとの親の願いに繋がっている。


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