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2015年11月27日 (金)

広谷喜十郎の歴史散歩 212

     宇和島の牛鬼まつりと北幡地方

 11月も半ばを過ぎると、彼方此方で秋祭りが行われる。このところ、北幡地方を訪ねる機会が多かった。
 四万十町の秋祭りのパンフレットを見る。この地区の代表的な大正地区の熊野神社では、「高さ4mの牛鬼が無病息災を祈りながら町内を練り歩」くとか、下津井の仁井田神社では「牛鬼が朝から集落の一軒一軒を回ります」とあり、この町内だけで合計6箇所の神社が牛鬼と花取りなどの踊りが行われるという。牛鬼踊りが主体になっている。
 この牛鬼は、愛媛県宇和島市で生まれたもので、この信仰の拡がりは注目に値する。牛鬼は〈真っ赤な口を開けて威嚇する鬼面と4mに及ぶ長い首、さらに巨大な胴体に剣をかたどった尻尾をもつ怪獣である(略)宇和島を中心に、南予一帯では祭に欠かせないもの〉(『愛媛県の歴史散歩』)になっているという。
 宇和島は、伊達候の開いた落ち着いた城下町であるが、祭ともなれば、闘牛とか、鹿踊りなどが催されて盛り上がるのである。

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宇和島市の観光パンフレットより

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