« 広谷喜十郎の歴史散歩 200 | トップページ | 広谷喜十郎の歴史散歩 202 »

2015年9月12日 (土)

広谷喜十郎の歴史散歩 201


  クジラに会える土佐湾

 先頃、幡多方面へ行き、黒潮町の入野松原近くの上川口港に立ち寄った。
 ここから西南方面へ目を向けると、遠くに足摺半島が突出している光景が望まれる。その形が巨大なクジラ状の地形になっている。あたかも太平洋に突き進むように見えるから不思議なものである。
 このあたりの上川口港・入野漁港・田野浦漁港では、「ホエールウオッチング」体験のための観光船が用意されている。この沖合で楽しめるようになっている。黒潮町は、クジラに会える町として売り出している。

 足摺半島辺りに、平安時代の『和名抄』によると〈鯨野(いさの)郷〉という古代村落があったとされている。それは、岬端に「伊佐(いさ)」という集落が現存しており、岬の東側には江戸時代の捕鯨基地の窪津浦があったことなどで容易に理解できる。
 この辺りの沖合をクジラの群れがよく来遊していた光景が見られるので、鯨野郷という古代村落名が付けられたのであろう。
 現在は、この辺の沖合の海で、ニタリクジラ・マイルカ・ハナゴンドウが住みついているので、黒潮町にある港から沖合に出て行く「ホエールウオッチング」に繋がっているのである。その他にも、土佐市宇佐町や室戸市の漁港からクジラに会える観光船が出ている。


Dscf3086


Dscf3083


« 広谷喜十郎の歴史散歩 200 | トップページ | 広谷喜十郎の歴史散歩 202 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/583888/62265812

この記事へのトラックバック一覧です: 広谷喜十郎の歴史散歩 201:

« 広谷喜十郎の歴史散歩 200 | トップページ | 広谷喜十郎の歴史散歩 202 »