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2015年7月16日 (木)

広谷喜十郎の歴史散歩 193

    愛媛県の伊方杜氏と佐田岬

 先号で八幡浜市まで行った話を書きました。

 隣の伊方町の佐田岬まで足を伸ばし、日本で最も細長い半島・約50kmの尾根道を走った。右手に瀬戸内海・左手に伊方湾を相互に楽しんだ。
 なかでも、大きな風力発電の風車が林立している光景は、圧巻である。半島の付け根部に、観光物産センターがある。そこの別棟には、四国電力のPR施設で、屋上からは原子力発電所を眺めることが出来た。
 半島の先端の三崎港には、九州からのフェリーが入港する光景が見られた。
 今春、四国の東端蒲生田岬を訪ねたから、四国を縦断することになった。
 佐田岬からの帰途、半島の基部にある「亀の池温泉」に立ち寄った。この温泉の男湯の入口に「杜氏の湯」と染め抜いた暖簾がかかっていた。
 私は、『高知県酒造史』を書いているので、この地方の酒造り職人・杜氏についても調べたことがある。『愛媛県の歴史散歩』(山川出版社)の「伊方杜氏」の条によると、〈耕地の乏しい佐田岬では、農閑期の行商・出稼ぎが重要な収入源の一つとして古くから行われており(略)伊方杜氏は県内を中心に高知・宮崎・大分などへ出かける〉とある。


Dscf2928


Dscf2925

 この記事を書き終えた後、13日早朝、大分県を震源とする地震があった。高知市でも震度3が、観測された。
 この度の取材のため訪ねた佐田岬や大洲では、震度5を観測したという。被害に遭われた方に、お見舞いを申し上げます。

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