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2015年7月 9日 (木)

広谷喜十郎の歴史散歩 192

   津野山郷の将監神社

 先頃、津野山郷から梼原を通り、八幡浜方面への旅をした。
 これは、家中にあふれている書物・資料の消毒のためである。燻煙剤を使って、家中を燻蒸。人間は避難したのである。ついでに、資料収集。

 津野町葉山地区から布施ヶ坂に着くと、道の駅があり、小休止。
 トンネルを抜けると、すぐの道沿いに小祠がある。その横に十数本の木刀が突き立てられている。この異様な光景が見られるのは、「将監さま」と、呼ばれ厚く信仰されている「将監神社」である。
 戦国乱世の時代、片岡将監という武将が葉山の軍勢に追われ、ここまで逃げてきた。が、愛刀が半分に折れた。そして、敵の矢を浴び、無念の最期を遂げた。
 地元の人々は哀れに思い、墓所を設け其の霊を祀った。ここにお参りをすると、願いごとがよくかなえられることから、参拝者も多くなった。
 木刀は、お願ほどきに奉納されたものである。
 哀悼を折り、戦死した将監さまの無念の気持をお慰めするものだと伝えられている。
 『文化財めぐり』の小冊子に、〈誤って刃先を西向きに立てておいても、いつの間にか敵方の東に向くといわれている〉との奇事を紹介している。
 この場所は、「勝負谷」と言われ、将監さまの哀話を今に伝えている。
 また、ここは坂本龍馬の脱藩の道との交差点でもある。龍馬もお参りをしたのだろうか?

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