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2015年7月30日 (木)

広谷喜十郎の歴史散歩 195

   馬路村の森林鉄道遺跡

 台風一過、11号による大雨の直後で一抹の不安もあったが。
 安田町から安田川の上流へ向かった。馬路村の中心部の馬路温泉で、一休みすることができた。この温泉は川沿いにあり、川の茶色の濁流を眺めながら。「お肌つるつる」とか「もちもち」と宣伝している。少しねっとりした感じの湯であった。
 冬至の頃には、湯船いっぱいにユズ玉を浮かべたり、時には女湯限定のバラ湯が好評らしい。
 また、女性限定の「つるつる様の水入り」竹筒が200円で販売されている。これは「男子禁制」のご愛嬌。最近村では、ユズを生かした化粧品工場も、設けたようだ。

 最近の大きな話題は、安田川・奈半利川沿いにかつて運行されていた「森林鉄道路線跡」が国の重要文化財に指定されたことである。
 この路線は、明治44年(1911)馬路から田野間をトロリー運搬を開始。大正4年(1915)には、魚梁瀬線が設けられている。そして、昭和33年にその役割を終えている。
 この路線は国内3番目に設けられた。中芸地区の木材搬出のためのものであるが、〈地域で暮らす住民たちの唯一の交通機関でもあり、生活物資や文化まで運んだかけがいのないもの〉であった。と、観光パンフレットに書かれている。
 この鉄道路線跡は、所々残存しているので、それを整備して後世に語り継ぎたいと記録にまとめる会が発足した。この努力は認められ、国の重要文化財指定された。
 最近、日本の近代化のために、大きな役割をを果たした産業施設が世界遺産になっている。この地区には、当時の森林鉄道車を復元し、温泉前と魚梁瀬の丸山公園との2箇所で、模擬乗車体験ができるようになっている。

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