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2014年11月27日 (木)

広谷喜十郎の歴史散歩 159


  大豊町の銀不老マメ

 数年前から高知で、大豊町で産出されている「銀不老」と言う名の豆が話題になっている。七夕飾りにも登場するフロ豆の1種で、豆は黒大豆のような姿をしている。
 近所のスーパーマーケットで、「年越しそば」としても販売していた。価格は、高めであったが。
 高知市の「城西館」で「銀不老ロールケーキ」を販売している。
 株式会社「土佐の風」の西悦子氏は、名前の由来についてはお銀さん説話があったり、インゲン豆説由来話があるが、〈植物学者の牧野富太郎博士はこれをインゲンマメといっているのは誤りで、これはフジマメであり、インゲンマメといわれているものはゴガツササゲで、その他の呼称として、トウササゲ、ギンブロウ(銀不老)を挙げている(略)この黒色の種実には艶があり、その黒光りが美しいためフロウにギンを冠して呼んだもののようで、この名の由来の一つではないかと考えられる〉と、述べている。
 また〈この豆に含まれている多くの機能性成分により、人間の生体に活力を与えることが体験的に知られ、これを食べることが体力を衰えず老いることがないところからフロウ=不老と言われたと思われる〉とも説明している。

 そこで現在の生産や栽培状況に気になり、大豊町立川在住の石川靖朗さんに尋ねてみた。昔から自家用に栽培されていて、市場へ向けての生産は考えていなかった。と、言うことであった。

 いま、地元企業の「土佐の風」では、〈流通、商標、加工品などトータルにおいて「銀不老プロジェクト」を推進中〉だそうであり、期待している。
 そして、2009年より毎年11月から12月の収穫期に、八坂神社の縄文杉にあやかり、不老長寿祈願祭を行っているという。

 最近、高岡郡日高村の国道脇に『道の駅』ができた。ここで、「四角豆(六角豆)」初めて目にし、買い求めた。
 世界的規模でマメを研究してきた吉田よし子氏の『マメな豆の話』(平凡社新書)を読んでいるところである。

写真は大豊町の道の駅で、販売されていたギンブロウである。比較の豆は、ウズラ豆である。

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