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2014年10月 2日 (木)

広谷喜十郎の歴史散歩 151

   室戸岬の夫婦岩

 先頃、室戸岬から東洋町までの海辺のルートへ行ってみた。
 この日は休日でもあり、世界ジオパークネットワーク本部から「室戸ジオパーク」が認定されたこともあり、県外ナンバーの車もよく見かけた。岬頭を過ぎると、エボシ岩、ビシャゴ岩などの大岩が国道脇に高くそびえている。車中からもジオパークに来たという実感がわく。

 しばらく走ると、日沖漁港が見えてくる。港の前に岩礁がある。沿道第1ともいうべき大岩で、周囲約50m高さ20mくらいの枕状溶岩である。表面は、枕か米俵を沢山並べたような模様になっている。
 数千万年前の海底火山の活動を示す溶岩の痕跡で、市の天然記念物になっている。
 近くの鹿岡の1対の立岩は、一名「夫婦岩」と呼ばれ、室戸岬の東の関門となっている。この岩は信仰の対象になっていて、注連縄によって結ばれている。さらに、昭和45年頃の国道拡張に伴い、もう1対の「夫婦岩」が作られた。

 全国的には、三重県伊勢の二見が浦の「夫婦岩」が有名である。
 高知県では、香南市夜須町・手結港の灯台の近くにもある。海に向かい左手の男岩の高さは、7・55m、女岩は7・30mである。全国的に見ても夫婦岩の大きさがほぼ同じなのは珍しいと言われている。ここの岩にも海難事故防止を祈願した注連縄がかけられている。
 
 平成7年に全国の夫婦岩の調査によると、全国27市町村にあるという。
 室戸の夫婦岩は〈1年中太平洋の荒波を受け続ける力強い姿〉、夜須の場合は〈太平洋の大パノラマと土佐湾に沈む夕日は絶景〉と紹介されている。

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