« 広谷喜十郎の歴史散歩 14Ⅰ | トップページ | 広谷喜十郎の歴史散歩 143 »

2014年8月 1日 (金)

広谷喜十郎の歴史散歩 142

   石鎚山の思い出

 平成28年から8月11日を「山の日」と定める祝日法が、国会で議決された。
 これは、〈山の恩恵に感謝し、次世代に引き継ぐとの思いが込められている〉(高知新聞)等の主旨だという。この1連の記事を読んでも、この日に具体的に何をするのか、見えてこない。
 8月は、祝日が無い月、この日辺りは盆休みの時期なので、それに合せて祝日を設けたに過ぎないように思われる。
 そんなに勘繰られないように、今年の夏から祝日へ向けての方策を考えるべきであろう。

 四国山地のことを考えると、秋の紅葉シ—ズンにいくつかの山へ行った思い出がある。
 石鎚山の南麓の名勝・面河渓谷から石鎚山系中腹の土小屋までのスカイライン約18kmのコースを何度か利用した。
 〈標高1,492mの土小屋の景観は、平野部より2ヵ月近く早いペースで秋の彩りを深めていく(略)右に左に大きく揺れるカーブが重なり、それにつれ、石鎚山頂は異なった風情で山影から唐突に顔を出す。面河側から見た石鎚山頂はキリリとした男性的なラインを見せ、写真でみるマッターホルン(スイス)を連想させる(略)石鎚を目のあたりにし、ドキリとする景観を見たさに(略)行楽客の賑わいが続く〉(『各駅停車・愛媛県』河出書房新社)と、ある。
 それに、石鎚スカイラインは無料になったので、ありがたい。20年程前、冬期閉鎖の直前に岩黒山へ登った。山一面が樹氷に覆われている光景の美しさは、忘れられない。
 夏場は県境を越して、ヨサコイ峠を抜ける尾根道を進み、瓶ヶ森・氷見二千石原へ行ける。これまた別世界だ。
 
 なお、昔は高知県側から石鎚山(1,982m)から参詣する人々は、いくつかの山々の尾根道を越えて土小屋まで行っている。これをすると、地元に帰って1人前に扱われるようになると、聞いたものである。
 昔はこれが成人式だった。

石鎚スカイラインから石鎚山を遠望
Dscf2386_2

岩黒山での雪景色
Dscf2385

« 広谷喜十郎の歴史散歩 14Ⅰ | トップページ | 広谷喜十郎の歴史散歩 143 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/583888/60077000

この記事へのトラックバック一覧です: 広谷喜十郎の歴史散歩 142:

« 広谷喜十郎の歴史散歩 14Ⅰ | トップページ | 広谷喜十郎の歴史散歩 143 »