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2013年10月12日 (土)

広谷喜十郎の歴史散歩 99

 以布利でジンベイザメを見学

 大阪市港区に世界最大級をほこる海遊館がある。ここでの1番人気は、ジンベイザメである。イワシの大群も迫力がある。
 ジョン万次郎資料館へ行った際、『大阪海遊館海洋生物研究所・以布利センター』へも見学に行った。
 ここは、「海遊館に、黒潮に乗って回遊してくる魚やマンタ・ジンベイザメなどを提供するための施設。定置網にかかった魚たちの健康状態をチェックし、人工飼育の訓練を行う」場所で、土・日・祝日の9時から3時までの入館ができる。
 ここにも、巨大な水槽が有り、ジンベイザメやイトマキエイなどが悠々と泳ぐさまが間近に見学できる。県外からの観光客やお遍路さんも見学に訪れ、サメの泳ぐさまに釘付けになっていた。ジンベイザメ2匹でこれだけの感動を与えるのは何故だろうか。

 かつて、室戸市の海洋深層水が話題になり始めた頃、一応県の研究施設でできたものの、こうした施設を国立で行いたいとの政府の希望があった。県の上層部へその意向を尋ねたが、「石橋を叩いても渡らず」の返事で残念な思いをした。
 また、海洋水中考古学を研究する施設なども提案したこともあるが。
 
 以布利港と言えば、清水高校に勤務した折、何度か訪れた思い出深い場所である。
 先日も、金刀比羅宮の機関誌の原稿依頼で「幡多地方の金毘羅信仰について」を書いたばかりである。幡南地方には、3ヶ所に金毘羅宮(琴平神社)がある。江戸時代中期の『土佐州郡志』で確認できる。この期、安芸・長岡・吾川・高岡の各郡で1ヶ所ずつしか認められない。幡多郡に3ヶ所もあるのは何故だろうか。
 足摺半島東側の以布利港と隣の窪津浦は、土佐での捕鯨基地であった。室戸の多田家が中心になり、経営していた。多田氏は、熱心な金毘羅宮の信者であった。尚、もう1ヶ所、四万十川河口近く井沢村にある。熱心な金毘羅信者の海運業者が居たことによる、と一条家との繋がりを交えて書いてみたばかりである。

 今回の土佐清水への小旅行は、久しぶりに土佐の海を考えるものであった。
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