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2013年5月 4日 (土)

広谷喜十郎の歴史散歩 75

鯉のぼりとフラフ

 4月になり、陽気が良くなると、彼方此方に鯉のぼりを見かけるようになった。〈屋根より高い鯉のぼり 大
きい真鯉は お父さん
小さい緋鯉は 子どもたち 
おもしろそうに 泳いでる〉と歌われてきた。近所でもベランダや庭先に団地サイズのミニ鯉のぼりが泳いでいる。昔ながらの立派なフラフや見事な大鯉のぼりの家庭も見られる。
 今年は、「みどりの日」を中心にしたゴールデンウイークが天候に恵まれ、大勢の人々が観光地に出かけている。今年、黒潮町の伊与木川でもカツオ幟の川渡しが、話題になっている。高知県の中央部から東部にかけてフラフの幟をよく見かける。初節句を迎えた母親の実家から贈られるもので、大きいもので横6m縦4mもの大幡である。風に吹かれてなびく姿は壮観である。フラフの語源は、英語のflagであると解説書にも書かれている。これが、気になり調べてみた。『外来語辞典』(角川書店)の「フラフ」の条に、語源はオランダ語で、明治6年の〈近き頃世に行るゝ物、商家高旗フラフ〉(武江年表)や、〈諸会社のフラフ、明治2年頃よりたてる〉(開化自慢)。また、集会所の大フラフなどが紹介されている。5月飾りのフラフはオランダ語からきたものであろう。
Hurafu_1304252

商店街に飾られたフラフ


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